更年期の症状「ほてり」について

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暑くもないのに異常なほどの熱感が顔や頭に起こり「のぼせ」た上に、体中全身が熱く感じることを「ほてり」といいます。
「ほてり」はのぼせと同様に緊張した時や、恥ずかしい思いをした時、発熱しているときにみられる症状ですが、更年期の時期は自律神経の乱れによって、慢性的に「ほてり」が発症することがあります。更年期の女性の40~70%が経験するという「ほてり」について解説します。

更年期の「ほてり」について

更年期の「ほてり」は女性ホルモンのバランスが乱れるせいで自律神経に影響を与え、皮膚の表面の血管が拡張したり収縮したりする異常事態が発生し起こります。

更年期特有の症状である「ほてり」は、突然何の前ぶれもなく体全身がカーッと熱くなったり、汗が吹き出したりする症状です。時には疲労感や頭痛、肩こりの症状を伴う場合も見られます。

顔や頭が熱くなる「のぼせ」、体全体が熱くなる「ほてり」、顔や全身から大量の汗がでる「多汗」の症状をまとめて「ホットフラッシュ」といい、更年期障害の代表的な症例です。

「ほてり」は昼夜問わずおこる可能性があり、いつ発症するか予測ができないので外出するのが億劫になってしまう人もいるほどです。

更年期の「ほてり」の症状

更年期障害を自覚する患者さんの40~70%に人が「ほてり」の症状を訴えています。ほてりの症状も人それぞれで、全く感じなかったという人もいれば、つらくて寝込んでしまう、家を出るのが怖いという恐怖感を持ち続けている人もいるようです。

具体的な症例を見てみますと

  • 悩み事を考えた瞬間に、下着から着替えなければいけないほど全身から汗が吹き出した。
  • 冬の寒い夜、寒さに目が覚めるとパジャマもシーツも汗でビショビショだった。
  • 友人とおしゃべりをしていたら、急に顔から異常なほどの汗が出てきた。
  • ふと夜中に目が覚めると、いきなりカーッと体中が熱くなり汗でぐっしょり。

体が熱くて眠ることができず、睡眠不足になってしまった。

というふうに、暑い寒いの気温に関係なく、顔や全身から汗が出ます。
また、悩み事や心配事を考えた時にもカーッとからだが熱くなることが多いので、精神的な要素も関係しているといえます。
「ほてり」の症状は人にもよりますが、1回につき30秒くらいで済む人や10分ほど続く人、中には30分も続く人もいるようです。平均的には3-4分が多いようです。

大量に汗をかくことで体力が消耗し、慢性疲労で家事をこなすのも苦しくなる現実が更年期の女性にはあるのです。

更年期の「ほてり」の原因

更年期には女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌が減少します。
しかし、脳は卵巣刺激ホルモンを盛んに分泌し、卵巣から「エストロゲン」を分泌するように指令を出すのです。でも、肝心の卵巣は更年期を迎え機能が低下し、必要な量の「エストロゲン」を分泌するとこができないのでホルモンのバランスが乱れてしまうのです。

この時に、甲状腺ホルモンやアドレナリンも一緒に分泌されるので、血管を縮めたり、発熱したり、汗をかいたりします。これが「ほてり」の原因です。

更年期は汗腺機能が衰えている状態で、体温調節機能も低下しているので、血管がしまり血流が悪くなって、下半身が冷え、体が血行不良になるのです。

更年期の「ほてり」の解消法ツボ・漢方薬/サプリメント

東洋医学では、「ほてり」は、下半身が冷え体の熱が上半身に集中してしまうことで引き起こされていると考えます。体が冷えてしまうと、免疫力が下がりますます冷えが悪化してしまいます。そこで、体を温める効果のある簡単な方法をご紹介します。

漢方薬を飲む
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」・・・比較的体力があって、便秘や貧血の傾向がない人向け。冷え、ほてりぎみの人の肩こりに効きます。
「温清飲(うんせいいん)」・・・皮膚の色が悪くつやがない、のぼせ、神経症のある月経不順の更年期の症状に効果があります。
「桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)」・・・ほてり、頭痛、不安感などの症状に

サプリメントを飲む
「ほてり」の症状には女性ホルモンの作用をしてくれる「大豆イソブラボン」や「ローヤルゼリー」「プラセンタ」が向いています。
サプリメントは人によって効果の感じ方はまちまちですが、毎日きちんと飲み続けることで効果を期待できます。

ハーブティーを飲む
ハーブの中でも体を温める効果の高いのが「カモミール」「ジンジャー」です。

軽い運動「ウォーキング」をする
歩くことは簡単に実践できて、効率よく筋力を鍛えることができる運動です。
1日30分ほどのウォーキングを続けることで、毎日8gの内臓脂肪をへらすことができます。ウォーキングにより下半身の筋力が鍛えられ、血行が良くなり、肥満の予防にもなります。

半身浴・足浴をする
お風呂につかるときは、ぬるま湯にみぞおちのあたりまでつかります。
半身浴よりももっと手軽にできるのが「足浴」です。たらいや洗面器に40度くらいのお湯を張り、両足のくるぶしから下をつけて10~20分温まります。

ツボ押えマッサージ
「三陰交(さんいんこう)」・・・更年期障害全般の症状に効くツボです。足の内側のくるぶしから、手の親指以外の4本の指の幅の直上にあります。
「湧泉(ゆうせん)」・・・ほてり・のぼせの緩和に効くツボです。足裏の指先方向にある膨らんでいる部分の中央にあり、足裏をまげたらくぼみができる場所です。
※足裏は第2の心臓と言われ血行を良くするためには重要なポイントになります。
足裏が温まれば全身が温まり血行がよくなり「ほてり」の改善になります。

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